動画をリテイク
LTX 2.3 Pro で、既存の動画の一定区間を生成し直します。音だけ、映像だけ、または両方を置き換え、区間の外側はすべてそのまま残します。
動画をリテイク(Retake Video)ノードは、既存の動画の中から選んだ区間を、テキストプロンプトをもとに生成し直します。区間の開始位置と長さ、そして音、映像、両方のどれを置き換えるかを選びます。Nodaro は、区間の外側のフレームをレンダリングし直さずに、新しい内容を元のクリップに組み込みます。そのため、結果の長さは元の動画と同じです。
使いどころ
- 映像はそのままで、数秒間のセリフだけを別のセリフにします。
- サウンドトラックの同期を保ったまま、おかしく見える 1 つのショットを直します。
- 短い場面を、映像も音も含めて完全に撮り直します。
- クリップのある瞬間に、新しい効果音や別の音楽を付けます。
4 秒以上の変更で、画像のリファレンスが必要な場合は、動画編集 Pro(Edit Video Pro)を使います。クリップ全体を変えるには、動画から動画(Video to Video)を使います。
クイックスタート
ノードを追加する
キャンバス上で Tab を押し、動画 › 延長とスタイル変更 › 動画をリテイクを選びます。
クリップを接続する
元の動画を動画入力に接続します。ノードはクリップの長さを読み取り、それに合わせてスクラバーの長さを調整します。
区間を選ぶ
ノード上のスクラバーの 2 つのハンドルをドラッグします。1 つ目のハンドルが区間の始まり、2 つ目が終わりです。設定パネルで開始時間(秒)と長さ(秒、最小 2)を入力することもできます。区間の長さは 2 秒以上にする必要があります。
モードを選んでプロンプトを書く
ノードのツールバーで、モードをオーディオを置き換え、動画を置き換え、両方を置き換えのいずれかに設定します。次に、区間の中で起きてほしいことを説明します。プロンプトは、選んだ区間にだけ適用されます。
実行する
ノードの実行をクリックします。結果は、区間が置き換えられたクリップ全体です。
入力
| 入力 | 接続できるノード | 説明 |
|---|---|---|
| 動画 | 動画生成(Generate Video)、動画アップロード(Upload Video)、動画から動画、動画を延長(Extend Video)などの動画ノード | 元のクリップです。必須です。 |
| プロンプト | テキスト系ノードとピッカー | 新しい内容の説明です。プロンプトを接続すると、設定パネルに入力したプロンプトの代わりに使われます。 |
| ルック | 舞台設定(Setting)、レンズ(Lens)、ライティング(Lighting)、ムード(Mood)、スタイル(Style)、カラー/ルック(Color / Look)、カメラモーション(Camera Motion)などのルック系ピッカー | 各ピッカーの選択内容が、プロンプトに追加されます。カメラモーションピッカーは、選択内容に対応するものがあれば、モデル自体のカメラモーションも設定します。 |
出力の動画は、元の動画と同じ長さの、クリップ全体です。新しくなるのは、選んだ区間だけです。
設定
ノードのツールバーには、よく変更する設定が表示されます。設定パネルには、すべての設定が表示されます。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| モデル | LTX 2.3 Pro で、リテイクに使える唯一のモデルです。 |
| モード | オーディオを置き換え、動画を置き換え、両方を置き換え(デフォルト)のいずれかです。設定パネルでは、同じ選択肢がリテイクモードという名前になっています。 |
| アスペクト比 | 16:9 または 9:16 です。デフォルトは、元の動画のアスペクト比です。異なる比率にすると、区間だけがレターボックスになるか、クロップされます。 |
| バージョン数 | 1 回の実行で生成するバージョンの数で、1〜4 です。バージョンごとに別々に課金されます。 |
| プロンプト | 選んだ区間で何を変えるかです。 |
| 開始時間(秒) | 区間の開始位置です。デフォルトは 0 です。1 つ目のスクラバーハンドルとこの欄は、常に一致します。 |
| 長さ(秒、最小 2) | 区間の長さです。デフォルト値と最小値は、どちらも 2 秒です。 |
| 解像度 | リテイクでは 1080p に固定されています。 |
| FPS | 1 秒あたり 24、25、48、50 フレームのいずれかです。 |
| オーディオを生成 | デフォルトでオンです。オフにすると、新しい映像には生成された音が付きません。オーディオを置き換えモードでは、この設定は効果がありません。 |
| 前後のテキスト | プロンプトの前後に必ず追加されるテキストです。ワークフローをアプリとして使う人には表示されません。プロンプトの前後のテキストを参照してください。 |
3 つのモード
| モード | 残すもの | 生成し直すもの | 用途 |
|---|---|---|---|
| オーディオを置き換え | 元の映像 | 区間内の音 | セリフを差し替える、効果音を加える、ある瞬間の音楽を付け直す |
| 動画を置き換え | 元の音 | 区間内の映像 | サウンドトラックの同期を保ったまま、ショットを描き直す |
| 両方を置き換え | 区間内は何も残さない | 映像と音 | その瞬間を撮り直す |
モデル
このノードは LTX 2.3 Pro で動作します。LTX 2.3 Fast には、リテイクのモードがありません。
| モデル | 開発元 | モード | クレジット | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| LTX 2.3 Pro | Lightricks | 画像から動画、テキストから動画 | 40 から | Lightricks の LTX 2.3 Pro は、テキスト/画像/オーディオから最大 4K、6/8/10 秒の動画を作り、終了フレームまでの補間にも対応しています。 |
クレジット
このノードの料金は、区間の 1 秒あたり 40 クレジットです。解像度は 1080p のみです。
credits = 40 × window seconds × versions
| 区間 | バージョン数 | クレジット |
|---|---|---|
| 2 秒 | 1 | 80 |
| 4 秒 | 1 | 160 |
| 6 秒 | 1 | 240 |
| 10 秒 | 1 | 400 |
| 4 秒 | 3 | 480 |
動画を延長も、LTX 2.3 Pro で実行する場合は同じ料金です。
制限
- 区間は 1080p でレンダリングされる:元の動画が 1080p より大きい場合、区間は 1080p になり、手を加えていない部分は元の解像度のままです。解像度をそろえるには、あとで動画を動画を変換(Transcode Video)に通してください。
- 区間は 2 秒以上:スクラバーがこの長さを守らせ、それより短い区間は実行前に拒否されます。
- 画像の入力はない:リテイクのモデルが受け取るのは、プロンプトとルックのピッカーだけです。人物やオブジェクトはプロンプトの中で説明し、スタイルを保つには、スタイルなどのピッカーをルックに接続します。
ヒント
- 問題を直せる最小限のモードを選ぶ:「オーディオを置き換え」なら映像はまったく元のままで、「動画を置き換え」なら音の同期が保たれます。
- 複数のバージョンを生成してから選ぶ:バージョン数を 3 か 4 にして、いちばん良いテイクを残します。各バージョンの料金は、1 回の実行と同じです。
- 生成し直さずにカットする:クリップの一部を置き換えるのではなく取り除くには、動画のトリミング(Trim Video)を使います。
よくある質問
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最終更新