コンポジット
最大 4 本の動画を、レイヤーごとの位置、描画モード、不透明度、タイミングを指定して 1 つのコンポジションに重ねます。クレジットは不要で、動画レンダリングで MP4 にします。
コンポジット(Composite)ノードは、最大 4 本の動画を 1 つのコンポジションに重ねます。各レイヤーには、それぞれの位置、サイズ、描画モード、不透明度、重なり順、開始フレームがあります。コンポジットは AI を使いません。レイヤーの設定をもとにエディター内でプランを作るので、結果を予測でき、クレジットもかかりません。出力はプランで、動画レンダリング(Render Video)ノードがそのプランを動画ファイルにします。
使いどころ
- 画面収録の上に Web カメラの映像を重ねて、ピクチャーインピクチャーにします。
- 分割画面で、2 本の動画を左右や上下に並べて表示します。
- 透過のモーショングラフィックスを、映像の上に重ねます。
- 決めたフレームで、レイヤーを 1 つずつ順番に表示します。
- 半透明の透かしや、ブランディング用のレイヤーを加えます。
クイックスタート
ノードを追加する
キャンバス上で Tab を押し、動画 › カットと結合 › コンポジットを選びます。
動画を接続する
最大 4 本の動画を、動画 1〜動画 4 の入力に接続します。
レイヤーを追加して設定する
設定パネルを開き、接続した動画ごとに + レイヤーを追加をクリックします。各レイヤーで、位置、描画モード、不透明度、Z インデックス、開始フレームを設定します。
キャンバスを設定する
コンポジションの FPS、長さ(秒)、アスペクト比、背景色を設定します。
入力
| 入力 | 接続できるノード | 説明 |
|---|---|---|
| 動画 1〜動画 4 | 動画アップロード(Upload Video)、動画生成(Generate Video)、動画レンダリングなどの動画ノード | 重ねる動画で、入力ごとに 1 本です。 |
出力のコンポジションは、構成プランです。動画レンダリングノードに接続すると、動画ファイルが作られます。
設定
設定パネルには、レイヤーのセクションとキャンバスのセクションがあります。
レイヤー
+ レイヤーを追加をクリックすると、接続した動画のレイヤーが追加されます。各レイヤーには、次の設定があります。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 位置 | デフォルトの全画面は、フレーム全体を埋めます。位置を指定は、下の 4 つの項目でレイヤーを配置します。 |
| 描画モード | レイヤーを下のレイヤーとどう混ぜるかを指定します。ノーマル(デフォルト)、乗算、スクリーン、オーバーレイのいずれかです。 |
| 不透明度 | 0%〜100% です。デフォルトは 100% です。 |
| Z インデックス | 重なり順で、0〜10 です。値が大きいほど上に描画されます。デフォルトは 0 です。 |
| 開始フレーム | レイヤーが表示され始めるフレームです。デフォルトは 0 です。 |
| X(%)と Y(%) | 位置を指定のみ。フレームに対する割合で表した、レイヤーの位置です。デフォルトは 0 です。 |
| 幅(%)と高さ(%) | 位置を指定のみ。フレームに対する割合で表した、レイヤーのサイズで、1〜100 です。デフォルトは 100 です。 |
位置とサイズはすべて割合で指定するので、コンポジションはどの解像度でも使えます。
キャンバス
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| FPS | 1 秒あたりのフレーム数で、24、30(デフォルト)、60 のいずれかです。 |
| 長さ(秒) | コンポジションの長さで、1〜120 秒です。デフォルトは 10 秒です。 |
| アスペクト比 | 16:9(デフォルト)、9:16、1:1、4:5 のいずれかです。 |
| 背景色 | すべてのレイヤーの背後の色です。デフォルトは黒(#000000)です。 |
クレジット
コンポジットは無料です。AI を実行せず、エディター内でプランを作ります。プランをレンダリングする動画レンダリングノードの料金は、別にかかります。
ヒント
- 重なり順を制御する:Z インデックスが大きいレイヤーほど、ほかのレイヤーより手前に描画されます。
- 登場のタイミングをずらす:レイヤーごとに開始フレームの値を変えると、レイヤーが 1 つずつ順番に表示されます。
- 効果に合った描画モードを選ぶ:フレアなどの光のオーバーレイにはスクリーンを、影や暗くする処理には乗算を使います。
- 透かしを作る:位置を指定にした小さなロゴのレイヤーの、不透明度を下げます。
- 4 つを超えるレイヤーを使う:動画レンダリングで 1 つのコンポジションをレンダリングして、その結果を別のコンポジットノードのレイヤーとして使うか、動画を構成(Compose Video)でコンポジション全体を説明します。
- 長さに注意する:コンポジションの長さは最大 120 秒で、ほかのコンポジション系ノードの 300 秒より短くなっています。
よくある質問
関連ページ
動画レンダリング
動画を構成
動画オーバーレイ
モーショングラフィックス
動画を結合
最終更新