編集プラン
収録の文字起こしをもとに編集を計画します。全体の間を詰める、共有しやすい短いクリップを探す、チャプターを付けるのいずれかを、EDL 適用でレンダリングできる編集決定リストとして出力します。
Nodaro Cloud で利用できます
編集プラン(Edit Plan)ノードは、収録のタイムスタンプ付きの文字起こしを読み取り、編集決定リスト(EDL)を書き出します。EDL は JSON 形式のプランで、EDL 適用(Apply EDL)ノードがこれを完成したカットにレンダリングします。編集プランが読むのは文字起こしだけで、映像のピクセルは読まないため、すばやく安価に計画できます。モードは 3 つあります。間詰めは収録全体を整え、クリップは共有しやすい短い場面を見つけ、チャプターはタイトル付きのチャプターを付けます。
編集プランは Nodaro Cloud で実行されます。セルフホスティング環境では、連携 › nodaro.ai から、または API キーを使って環境を Nodaro Cloud に接続すると、ノードが各実行をクラウドに中継します。接続していない場合、ノードはキャンバスに保存できますが、実行はできません。
使いどころ
- 長いポッドキャストやインタビューの収録を、レンダリングする前に間を詰めて整えます。
- エピソードの中から特に見どころのある短い場面を見つけ、それぞれを 1 本のクリップとしてレンダリングします。
- アップロードする長い動画に付ける、タイトル付きのチャプターマーカーを生成します。
クイックスタート
ノードを追加する
キャンバス上で Tab を押し、動画 › カットと結合 › 編集プランを選びます。
文字起こしを接続する
文字起こし(Transcribe)ノードの JSON 出力を、文字起こし入力に接続します。文字起こしには、単語単位のタイミングが必要です。
メディアを接続する
収録をソース入力に接続します。ソースは 1〜6 個接続でき、たとえば複数のカメラと別録りのマイクを接続できます。設定パネルで、各ソースに役割を指定します。
モードを選ぶ
モードとティアを選びます。間詰めの場合は、無音検出(Silence Detect)ノードも無音に接続します。こうすると、プランで無音部分を正確にカットできます。
実行してプランをレンダリングする
ノードの実行をクリックします。次に、編集プラン(EDL)出力を EDL 適用ノードに接続して、カットをレンダリングします。
入力
| 入力 | 接続できるノード | 説明 |
|---|---|---|
| 文字起こし | 文字起こしノードの出力などの、JSON 形式の文字起こし | 収録の、単語単位のタイミング付きの文字起こしです。必須です。 |
| 無音 | 無音検出の JSON 出力 | 収録の無音区間です。任意です。間詰めで無音部分を正確にカットするのに役立ちます。 |
| ソース | 動画ノードとオーディオノード | 編集に使うメディアで、1〜6 個のソースです。必須です。各ソースが、EDL のソースになります。 |
出力の編集プラン(EDL)の内容は、モードによって異なります。
| モード | 出力 |
|---|---|
| 間詰め | 1 つの EDL です。収録全体を整えたバージョンになります。 |
| クリップ | クリップごとに 1 つずつの EDL のリストです。出力はファンアウトするので、接続した EDL 適用ノードが、すべてのクリップを並列でレンダリングします。 |
| チャプター | チャプターのリストです。各チャプターには、ミリ秒単位の開始時間とタイトルがあります。 |
設定
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| モード | デフォルトの間詰め(収録を整える)は、無音、フィラーワード、言い直しを取り除きます。クリップ(短いクリップを抽出)は、特に見どころのある、共有しやすい短い場面を見つけます。チャプター(チャプターを付ける)は、チャプターの開始位置をタイトル付きで示します。 |
| ティア | エコノミー(最速)、スタンダード(デフォルト)、プレミアム(最高精度)のいずれかです。ティアによって、プランの品質と料金の両方が決まります。 |
| 指示 | プランの方向性を決める短い指示です。たとえば keep the intro tight, drop the sponsor read のように書きます。 |
| スタイルガイド | プランが従うべき、より詳しい編集方針です。 |
| クリップ数 | クリップモードのみ。見つけるクリップの数で、1〜50 です。空欄にすると、プランナーが決めます。 |
| 目標のクリップの長さ(秒) | クリップモードのみ。目指すクリップの長さで、5〜180 秒です。プランナーはこの長さに近づけようとしますが、厳密な上限ではありません。空欄にすると、プランナーが決めます。 |
| 目標のアスペクト比 | 指定なし(デフォルト)、16:9、9:16、1:1、4:5 のいずれかです。納品時の画面の形で、クリップのフレーミングの判断材料になります。 |
| ソース | 接続されたメディアが順番に並びます。ドラッグして並べ替え、各ソースに役割を指定します。役割は自動(デフォルト)、マスターオーディオ、カメラ、ワイドショット、画面収録のいずれかです。 |
| 前後のテキスト | 指示の前後に必ず追加されるテキストです。ワークフローをアプリとして使う人には表示されません。プロンプトの前後のテキストを参照してください。 |
マスターオーディオの役割を持つソースは、編集のすべてのセグメントに自身の音声を提供します。そのため、カメラを切り替えても音声は変わりません。役割がどのようにレンダリングされるかは、EDL 適用を参照してください。
クレジット
編集プランの料金は、収録の長さとティアで決まります。長さは、15、30、60、90、120、180 分のいずれかの区分に切り上げられます。
クレジットは、1 分あたりの単価に区分の分数を掛けて計算します(credits = rate per minute × bucket minutes)。クリップモードでは、さらに定額が加算されます。
| ティア | 1 分あたりのクレジット | クリップモードの定額 |
|---|---|---|
| エコノミー | 2 | 10 |
| スタンダード | 4 | 20 |
| プレミアム | 8 | 40 |
| 例 | 区分 | 計算 | クレジット |
|---|---|---|---|
| 間詰め、スタンダード、45 分のエピソード | 60 分 | 4 × 60 | 240 |
| チャプター、エコノミー、20 分のエピソード | 30 分 | 2 × 30 | 60 |
| クリップ、プレミアム、90 分のエピソード | 90 分 | 8 × 90 + 40 | 760 |
EDL 適用でプランをレンダリングする料金は別で、出力 1 分ごとにかかります。
実行前の見積もり
ノード上、実行ボタン、実行の確認画面に表示される料金は見積もりです。見積もりには、マスターソースに記録されている長さが使われます。マスターソースとは、マスターオーディオの役割を持つソースで、それがない場合はノードの並び順で最初のソースです。
- アップロードしたオーディオと動画、および生成した動画には長さの情報があるため、見積もりは正しい区分になります。
- リファレンスオーディオ(Reference Audio)で抽出した YouTube のリンクは、抽出したファイルの長さを記録するので、この場合も見積もりは正確です。
- 長さが記録されていないソース(オーディオへの直接リンクなど)は、最大の区分である 180 分で見積もられます。YouTube のソースをもう一度抽出すると、その長さが記録されます。
見積もりに、接続された文字起こしの長さが使われることはありません。その文字起こしは前回の実行で作られたものなので、より長いエピソードに差し替えた後では、新しいエピソードの料金を低く見積もってしまうためです。長さがわからない場合、見積もりはあえて高めに出されます。こうすることで、前のノードに料金が発生した後に途中で失敗するのではなく、最初の段階で実行が拒否されます。見積もりの表示にかかわらず、請求額は収録の実際の長さと照合されます。サーバーはクレジットを確保する前にマスターソースを測定し、マスターソースを測定できない実行は拒否され、返還されます。
ヒント
- 一連の流れをすべて接続する:文字起こしノードを文字起こし入力に接続し、間詰めでは無音検出ノードを無音入力に追加して、編集プラン(EDL)出力を EDL 適用ノードに接続します。
- 1 つのプランから多数のクリップをレンダリングする:クリップモードでは、1 つの編集プランノードから、1 つの EDL 適用ノードを通じて多数のレンダリングを行えます。
- 下書きはエコノミーで作る:手早く最初の案を作るにはエコノミーを、最終的なプランにはプレミアムを使います。
- マスターオーディオを指定する:複数のカメラと 1 本の良いマイクで収録した場合は、マイクのソースにマスターオーディオの役割を指定します。
API から
MCP の plan_edit ツールと POST /v1/edit-plan は、1〜6 個のメディアソースを使って同じプランナーを実行します。API は platform のヒントも受け付け、それをプランのテンポと長さの参考にします。完成したプランはジョブの結果に含まれ、そのまま apply_edl に渡せます。MCP ツールと単体のノードを実行するを参照してください。
よくある質問
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最終更新