Nodaro ドキュメント
ドキュメントノードリファレンスモデルAI エージェント(MCP)開発者向けセルフホスティングリサーチ
動画

ストーリー → 動画

ストーリーのプロンプトから、完成した AI 映画を作ります。「ストーリー → 動画」は、脚本、キャスティング、ショットの計画、動画化、編集までを行い、途中で承認を求めて停止します。

Nodaro Cloud で利用できます

ストーリー → 動画(Story → Video)ノードは、短いストーリーのプロンプトから完成した映画を作ります。このノードは、8 つのステージからなる AI パイプラインを実行します。脚本、キャラクター、小道具、ロケーション、ショットリスト、シーン画像、オーディオ付きの動画化、最終編集です。ステージの合間には停止するので、作られたものを承認、編集、または却下できます。作られたものはすべて、通常のノードとしてキャンバスに表示されます。

ストーリー → 動画は、Nodaro Cloud でのみ動作します。セルフホスティング環境では使えません。

使いどころ

  • 予告編、短編映画、ミュージックビデオ、リール、コマーシャルのアイデアがあり、1 段落の説明から、ひととおり完成したファーストカットを作りたいとき。
  • AI にキャラクターのキャスティングとロケーションのデザインを任せ、それらを再利用できるアセットとして後の作業に残したいとき。
  • 大まかな方向性だけを指示し、重要な選択を承認して、残りはパイプラインに任せたいとき。

映画を自分で 1 ショットずつ組み立てるには、代わりに脚本生成(Generate Script)と動画生成(Generate Video)から始めてください。

クイックスタート

ノードを追加する

キャンバス上で Tab を押し、動画 › ストーリーと脚本 › ストーリー → 動画を選びます。

ストーリーを書く

ノードを選択し、設定パネルのストーリープロンプトにストーリーを入力します。最大 4,000 文字です。

形式と長さを選ぶ

形式を選び、目標の長さ(秒)を設定します。長さは形式に合っている必要があります。合っていない場合は、パネルに表示されます。

誰が承認するかを選ぶ

モードを選びます。デフォルトの手動では、ステージが終わるたびに停止して、承認を待ちます。

パイプラインを実行する

パイプラインを実行をクリックします。パイプラインパネルが開き、各ステージの実行に合わせて、新しいノードがキャンバスに表示されます。ステージで確認が必要になったら、パネルで承認して先に進めます。

アセットアセットストーリー → 動画短編映画 · 60 秒キャラクターアセットパイプラインがキャスティングロケーションアセットパイプラインがデザイン動画生成新しいショット
ストーリー → 動画は、キャストとロケーションを本物のアセットノードとしてキャンバスに配置します。これらはほかのノードで再利用できます。この例では、動画生成で、同じキャラクターが同じ場所にいる新しいショットを作っています。

設定

ノードを選択すると、設定パネルに設定が表示されます。

設定説明
ストーリープロンプトストーリーです。最大 4,000 文字です。
目標の長さ(秒)映画の長さです。形式に合っている必要があります。新しいノードでは 35 秒から始まります。
形式予告編、短編映画(デフォルト)、ミュージックビデオ、リール、コマーシャルのいずれかです。形式によって脚本の構成が変わり、設定できる長さが決まります。
出力解像度480p、720p(デフォルト)、1080p、4K のいずれかです。
モード手動(デフォルト)、自動、ガイド付きのいずれかです。モードを参照してください。
動画クリティックのフレーム各ショットのうち、動画クリティックがチェックするフレームの数です。最初 + 最後(デフォルトで、最も安価)、最初 + 中間 + 最後、均等に 5 フレームから選びます。均等に 5 フレームは、動きの不具合を最も多く見つけられます。
画像モデル任意です。キャラクター、ロケーション、小道具の画像と、シーンのキーフレームに使うモデルです。たとえば Nano Banana Pro や GPT Image 2.5 Flare です。自動では、監督がショットごとに選びます。
動画モデル任意です。すべてのショットに使うモデルです。たとえば Seedance 2、Kling 3.0、VEO 3.1 Fast です。自動では、監督がショットごとに選びます。ショットの入力に合わないモデルは、自動に切り替わります。
脚本用 LLM任意です。脚本とシーン計画を書く AI モデルで、Claude Haiku 4.5、Claude Sonnet 4.6、Claude Opus 4.7、Claude Opus 5 から選べます。自動では Claude Sonnet 4.6 を使います。クリティックは常にデフォルトのモデルを使います。

パイプラインを実行ボタンで、実行を開始します。実行後、このボタンは再実行に変わり、新しいパイプラインを開始します。

形式と長さ

形式最短最長
リール7 秒90 秒
コマーシャル10 秒90 秒
予告編30 秒180 秒
短編映画12 秒600 秒
ミュージックビデオ30 秒600 秒

モード

モード動作
手動すべてのステージで停止し、承認を待ちます。ステージで作られたものは、編集することも、承認することも、フィードバックを付けて却下することもできます。
自動パイプラインは停止せずに、すべてのステージを実行します。各ステージは AI クリティックがチェックします。1 つのステージで、進行を止める判定が 3 回続くと実行は失敗し、使われなかったクレジットが返還されます。
ガイド付き手動と同じですが、「脚本」ステージでチャットを使って、構成案を自然な言葉で調整できます。ガイド付きモードで構成案を調整するを参照してください。

実行中の自動またはガイド付きのパイプラインには、手動モードに切り替えボタンがあります。上流のトリガーによって自動的に開始されたパイプラインは、承認する人がいないため、常に自動モードで実行されます。

8 つのステージ

パイプラインパネルには、ステージが順番に一覧表示されます。各ステージには、「待機中」「実行中」「承認待ち」「承認済み」のいずれかの状態が表示されます。

ステージパイプラインが行うこと承認するもの
1. 脚本ショーランナーが構成案を書きます。タイトル、ログライン、キャスト、ロケーション、小道具、シーンの一覧と各シーンの長さです。クリティックが、脚本と、すべてのキャラクターが漏れなく扱われていることをチェックします。構成案。フィードバックを付けて却下すると、ショーランナーが最大 2 回までやり直します。
2. キャラクターキャストのメンバーごとに、ポートレートと、ElevenLabs のライブラリから選んだ合う声を用意します。続いて、キャラクターごとにアングルと表情のバリエーションを作ります。各キャラクターのポートレートと声、続いてすべてのバリエーションをまとめて
3. オブジェクト小道具ごとに、リファレンス画像を 1 枚作ります。すべての小道具をまとめて
4. ロケーションロケーションごとにメイン画像を作り、続いて時間帯、天気、出来事の後の様子、別のアングルなどのバリエーションを作ります。各メイン画像、続いてすべてのバリエーションをまとめて
5. ショットリストシーン監督が各シーンを計画します。ショットの構成、カメラ、動き、ショットごとの動画モデルです。各シーンは、シーン(Scene)ノードとしてキャンバスに表示されます。各シーン
6. シーン画像ショットごとにキーフレームを作ります。キーフレーム
7. 動画化とオーディオすべてのショットを動画化し、セリフに声を付けてリップシンクし、目標の長さに合わせて音楽を生成します。AI エディターがカットを選びます。手動とガイド付きでは、セリフのタイミングのチェックと、音楽を作る前の無音プレビュー
8. 最終結合完成した映画を作ります。映画

クリティックがチェックする内容

AI クリティックは、いくつかの時点で作業をチェックします。手動モードとガイド付きモードでは、クリティックの指摘が表示されます。自動モードでは、クリティックが自分で判断します。

  • キャラクターとロケーションの画像:画像を評価するクリティックが、各メイン画像をその説明と比較します。不合格の画像は、クリティックのアドバイスをもとに、最大 2 回まで作り直されます。10 点満点で 5 点未満のスコアは、常に不合格として扱われます。
  • ストーリーボード:キーフレームができると、クリティックがそれらを一連の流れとして見直します。たとえば、キャラクターの見た目が少しずつ変わっていないか、ロケーションが変わっていないか、時間帯が理由なく飛んでいないか、筋に抜けがないかを確認します。このクリティックは警告するだけです。ストーリーボードに一貫性がない場合は、バナーにショットリストから分岐が表示されます。
  • すべてのショット:各ショットが動画化されると、動画クリティックがチェックします。動作がプロンプトと合っているか、最初のフレームが前のショットから続いているか、体の破綻、崩れた文字、動きの不具合がないかを確認します。不合格のショットは、クリティックのフィードバックをもとに、もう 1 回作り直されます。それでも不合格の場合、手動とガイド付きでは、そのショットにスキップと再生成が表示されます。自動では実行が失敗し、使われなかったクレジットが返還されます。
  • マッチカット:マッチカットとして計画されたショットで、次のショットとのつながりが途切れているとクリティックが判断した場合、ステージは待機します。不連続を承認を選ぶか、キーフレームを作り直すまで、先に進みません。

動画化とオーディオの処理内容

  1. 動画化:各ショットを、選んだ動画モデルでキーフレームから動画にします。連続性が必要なシーンでは、ショットを 1 つずつ順に実行し、各ショットは前のショットの最後のフレームから始まります。
  2. 音声:セリフに声を付け、ショットに必要な場合はリップシンクします。予告編などで、構成案にナレーションの台本がある場合は、映画全体に対して 1 本のナレーショントラックを生成します。
  3. タイミングの確認:手動とガイド付きでは、実際のセリフの長さが構成案から大きく外れている場合、パネルにセリフの長さの再チェックが表示されます。提案された再配分を、承認または却下します。
  4. 音楽なしのプレビュー:手動とガイド付きでは、パネルに無音プレビューが表示され、音楽を作る前にタイミングを確認できます。
  5. 音楽:映画用の音楽を生成し、短いフェードアウトを付けて目標の長さにトリミングし、ビートを検出します。カットがビートに合うように、ショットの長さが少しずつ調整されます。
  6. 編集:AI エディターが、つなぎ目ごとにハードカット、ディゾルブ、マッチカット、オーバーラップのいずれかを選び、セリフの途中でのカットを避けます。完成した映画では、音楽とナレーション(ある場合)がミックスされ、声の下では音楽の音量が下がります。

実行中にキャンバスで作業する

パイプラインは、作業を進めながらキャンバスにノードを書き込みます。キャンバスはノードを自動で配置し、操作していない間は、構築の様子を追いかけて表示します。パンやズームをすると、自分で操作できます。もう一度追いかけるようにするには、構築を追跡をクリックします。

パイプラインの各ノードの枠線は、そのノードでできることを示します。

枠線状態できること
グレー(点滅)実行中移動や名前の変更ができます。設定はロックされています。
アンバー承認待ち設定の編集、承認、却下ができます。
青承認済み設定を編集できます。後のステージを作り直す必要があるかもしれないと、エディターが警告します。
なしフォーク済みどんな操作もできます。ノードは完全に自分のものです。

オレンジ色の小さな要更新マークは、ノードが依存しているもの(たとえば、シーンで使われているキャラクター)が変更されたことを示します。その場合、ノードを作り直す必要があるかもしれません。

パイプラインのノードを削除したり、接続を外したりすると、パイプラインは次のステージで一時停止し、キャンバスの不一致を知らせるバナーを表示します。キャンバスを元の状態に戻してからもう一度承認するか、パイプラインをフォークしてください。

実行を管理する

  • ここから再実行:承認済みの前のステージから、新しいパイプラインを開始します。たとえば、別の方向性でショットリストをやり直す場合に使います。元のパイプラインはそのまま残ります。
  • 実行をキャンセル:パイプラインを停止します。使われなかったクレジットは返還されます。
  • パイプラインをフォーク:キャンバスをパイプラインの管理から外します。パイプラインは次のチェックポイントで停止し、使われなかったクレジットが返還されます。すべてのノードを自由に編集できるようになります。この操作は元に戻せません。引き続き AI の助けを借りるには、フォークしたキャンバスから新しいパイプラインを開始してください。

実行中にサービスが再起動した場合、パイプラインは最大 3 回まで自動で再開します。それを超えると実行は失敗し、使われなかったクレジットが返還されます。

ガイド付きモードで構成案を調整する

ガイド付きモードでは、「脚本」ステージで、パイプラインパネルの横にチャットが開きます。

  • 変更を依頼する:希望を書きます。1 回のメッセージは最大 8,000 文字です。監督は 1 文で答え、変更カードを提案することもあります。
  • 適用するか、分岐する:新しいタイトル、シーンの長さ、キャストのメンバーなど、構成案への編集の提案には、適用ボタンがあります。新しいジャンルや別の主人公など、構成に関わる変更の場合、監督は代わりに、前のステージからの再実行を提案します。
  • 参照は保たれる:シーンでまだ使われているキャラクター、ロケーション、小道具を削除してしまう変更は拒否され、監督が何を直せばよいかを説明します。
  • パイプラインごとに 20 メッセージまで:上限に達したら、承認するか、分岐するか、手動モードに切り替えます。

最終結合の後、ガイド付きモードでは、映画をレビューするための 2 つ目のチャットが開きます。メッセージは 8 回までです。このチャットでは、映画をその場で編集することはできません。どのステージを再実行すべきかを提案します。たとえば、脚本、キャラクター、ショットリスト、キーフレーム、動画化です。

クレジット

映画のコストは、形式と長さ、モデル、再生成の回数によって決まります。パイプラインは開始時に推定コストを確保し、パネルには推定額とそれまでの使用額が表示されます。ガイド付きモードでは、チャットのために少し多めに確保します。

パイプラインをキャンセルまたはフォークした場合や、実行が失敗した場合は、使われなかったクレジットが返還されます。シーンノードのヘルパーボタンは、それぞれ数クレジットかかります。クレジットはクリックしたときに確保され、ヘルパーが失敗した場合は返還されます。クレジットを参照してください。

ヒント

  • ショットではなくストーリーを書く:登場人物、舞台、対立、結末を書きます。ショットは、ショーランナーとシーン監督が計画します。
  • 問題は早めに直す:キャラクターのポートレートが間違っていると、それがすべてのシーンに引き継がれます。最後ではなく、ステージ 2 でフィードバックを付けて却下してください。
  • 「ここから再実行」で別案を試す:脚本やショットリストから分岐すると、最初の案を残したまま、別の方向性を試せます。
  • モデルを固定して見た目をそろえる:すべてのショットで 1 つのスタイルを共有したい場合は、画像モデルと動画モデルを選びます。

API から

Nodaro Cloud には、パイプライン専用の API があります。POST /v1/pipelines で実行を開始し、ほかのルートで、実行の一覧取得、イベントのストリーミング、ステージの承認、却下、キャンセルができます。パイプライン API を参照してください。AI アシスタントは、Film Director の MCP ツールを使って映画を監督できます。

よくある質問

最終更新

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