速度調整
動画の再生速度を 0.05x〜100x で変更します。逆再生、ピッチの維持や変化、なめらかなスローモーション、セグメントによるスピードランプにも対応します。
速度調整(Adjust Speed)ノードは、動画の再生速度を変えます。クリップを遅くしたり、速くしたり、逆再生したりできます。なめらかなスローモーションのために、フレームの間を補う新しいフレームを合成することもできます。通常速度からスローモーション、そして再び通常速度へ、というように途中で速度が変わるショットでは、一連の速度セグメントを使ってクリップを再生します。
速度調整ノードは、レンダリング済みの動画のフレームを変更します。時間表現(Temporal)ピッカーはこれとは異なり、「slow motion」などの動きを表す言葉を、生成ノードのプロンプトに加えます。
使いどころ
- アクションの瞬間を、スローモーションのハイライトにします。
- 長いクリップを、タイムラプスやハイパーラプスに圧縮します。
- たとえば心理描写や SF のシーンで、ショットを逆再生します。
- ミュージックビデオで速度に変化をつけます。通常速度から、ドロップの部分でスローモーションにして、再び通常速度に戻します。
- 生成したクリップのテンポが速すぎる、または遅すぎると感じるときに、テンポを調整します。
クイックスタート
ノードを追加する
キャンバス上で Tab を押し、動画 › カットと結合 › 速度調整を選びます。
動画を接続する
クリップを動画入力に接続します。
速度を設定する
設定パネルを開き、速度スライダーを動かします。たとえば、スローモーションにするには 0.5x にします。スローモーションでは、フレーム品質をスムーズに設定します。
実行する
ノードの実行をクリックします。速度を調整した動画が、ノードに表示されます。
入力
| 入力 | 接続できるノード | 説明 |
|---|---|---|
| 動画 | 動画生成(Generate Video)、動画のトリミング(Trim Video)、動画アップロード(Upload Video)などの動画ノード | 変更するクリップです。必須です。 |
出力の動画は、調整後の MP4 です。
設定
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 速度 | 一定の速度です。スライダーの範囲は 0.1x〜10x で、1x が通常の速度です。デフォルトは 1x です。スピードランプが設定されている間、この設定は無視されます。 |
| 逆再生 | デフォルトはオフです。速度を変更した後、クリップを逆方向に再生します。2 つのピッチのモードでは、音も逆再生されます。 |
| オーディオモード | デフォルトのピッチを維持(自然な声)は、声を自然なまま保ちます。ピッチも変化(甲高い声/低く太い声)は、クリップが速くなるとピッチを上げ、遅くなるとピッチを下げます。オーディオを削除は、音を削除します。 |
| フレーム品質 | デフォルトの高速は、フレームを繰り返します。スムーズは、モーション補間でフレームの間を補うフレームを合成し、よりきれいなスローモーションにします。レンダリングには約 5〜20 倍の時間がかかります。 |
| スピードランプ(可変速) | それぞれ独自の速度を持つセグメントです。スピードランプを参照してください。 |
API からは、一定の速度に 0.05x〜100x の任意の値を指定できます。
スピードランプ
+ セグメントを追加をクリックして、セグメントを追加します。各セグメントには、入力クリップの秒数で表した開始と終了、そして 0.05x〜100x の速度があります。セグメントは時間順に並べ、重ならないようにする必要があります。
たとえば、次の 3 つのセグメントは、5 秒のクリップの中間の 2 秒間を遅くします。
| セグメント | 開始 | 終了 | 速度 |
|---|---|---|---|
| 1 | 0 秒 | 1 秒 | 1x |
| 2 | 1 秒 | 3 秒 | 0.25x |
| 3 | 3 秒 | 5 秒 | 1x |
スピードランプが設定されている間は、一定の速度は無視され、音は削除されます。速度調整ノードはセグメントごとに音を伸縮できないため、音楽は後から追加してください。たとえば、動画とオーディオを結合(Merge Video & Audio)を使います。
クレジット
| フレーム品質 | 1 回の実行あたりのクレジット |
|---|---|
| 高速 | 20 |
| スムーズ | 50 |
フレーム品質の選択肢と実行ボタンには、実行する前に料金が表示されます。
ヒント
- スローモーションにはスムーズを使う:0.5x では、スムーズは高フレームレートで撮影した映像に最も近く見え、高速はカクついて見えます。0.5x 未満では、高速だとフレームの静止がはっきり見えるので、0.7x 未満の速度にはすべてスムーズを使ってください。
- タイムラプスには高速を使う:タイムラプスやハイパーラプスには、4x〜10x の速度で、高速とオーディオを削除を使います。
- すばやく巻き戻す:2x の速度と逆再生を組み合わせると、すばやい巻き戻しになります。
- セリフを聞き取りやすく保つ:ピッチを維持(自然な声)なら、0.7x〜1.5x の間で音声が聞き取りやすいままです。ナレーションに使ってください。
- ピッチで遊ぶ:ピッチも変化(甲高い声/低く太い声)では、速いときは甲高い声、遅いときは低く太い声になります。コミカルな場面やキャラクターの見せ場に使えます。
- スピードランプは 2〜3 セグメントで:2 つか 3 つのセグメントで、アクションカメラでおなじみの緩急が作れます。
- とても短い結果はループさせる:10x を超えると、クリップはとても短くなります。動画をループ(Loop Video)に接続すると、長くできます。
- 一部分だけを変更する:先に動画のトリミングでその部分を切り出してから、速度を調整します。
- 音の速度だけを変える:このノードは音にも使えます。オーディオトラックを含む動画を接続してください。
よくある質問
関連ページ
動画のトリミング
動画をループ
時間表現
動画を結合
動画とオーディオを結合
最終更新