Nodaro ドキュメント
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ガイド

リファレンスの役割

各リファレンスに顔、衣装、背景、スタイルなどの役割を付け、必要なときは被写体の同一性を固定し、プロンプトの中でリファレンスを名前でメンションする方法を説明します。

リファレンスの役割は、1 つのリファレンスから何を取り込むかをモデルに伝えます。たとえば、同一性、衣装、背景、スタイルなどです。リファレンスには、画像生成(Generate Image)ノードや動画生成(Generate Video)ノードに接続した、通常の画像や、キャラクター、ロケーション、オブジェクト、動物のアセットを使えます。Nodaro は各リファレンスの役割を 1 つのシンプルなフレーズとしてプロンプトに書き込むので、モデルはどの画像のどの部分を使えばよいかを正確に把握できます。

プロンプトでの役割の書かれ方

役割を付けたリファレンスは、最終プロンプトの中で 1 つのフレーズになります。

ノードフレーズリファレンスの呼び方
画像生成the {role} from reference image A英字:A、B、C
動画生成the {role} from @image_1番号:@image_1、@image_2

役割は両方のノードで共通です。通常の画像とアセットは 1 つの連番を共有するので、2 つのリファレンスが同じ名前になることはありません。

デフォルトの役割

新しいリファレンスには、その種類で最も役立つ役割が最初から設定されているので、設定しなくてもそのまま使えます。

役割を選ぶ

リファレンスのチップをクリックすると、役割メニューが開きます。その種類で最も役立つ役割が先頭に並び、デフォルトの役割は太字で表示されます。末尾には常にカスタム…があり、一覧にない役割を入力できます。

接続元選べる役割
キャラクターRef only、person、face、clothes、hair、pose、expression、style
ロケーションRef only、location、background、atmosphere、as-is、empty background、layout、lighting、style
オブジェクトobject、shape、material、color、texture、style
動物またはクリーチャーcreature、anatomy、markings、pose、color、style
通常の画像Ref only、object、person、face、clothes、background、style、pose、texture

次の 2 つの役割は、プロンプトが自然に読めるよう、より長いフレーズになります。

役割フレーズ
as-isreference image A, used as-is
empty backgroundthe background from reference image A (without its foreground objects)

Ref only

Ref only は、何を取り込むかを示すフレーズを付けずにリファレンスを送ります。画像ノードではプロンプトに reference image A とだけ書かれ、動画ノードでは @image_1、@video_1、@audio_1 のいずれかだけが書かれます。モデルはリファレンスを見ますが、その使い方は伝えられません。通常の画像、動画、オーディオでは、Ref only がデフォルトです。キャラクターアセットやロケーションアセットでも、意図的に Ref only を選べます。その場合、チップに小さな ref バッジが表示されます。

カスタムの役割

カスタム…を選び、dragon、hoodie、Danny など、任意の単語を入力します。カスタムの役割は 32 文字まで入力でき、スペースはハイフンに置き換わります。カスタムの役割は、フレーズの中で役割の位置に入ります。たとえば the hoodie from reference image A です。固有名詞は、書いたとおりに使われます。たとえば Danny from reference image A です。

複数のリファレンスを組み合わせる

複数のリファレンスを接続し、それぞれに役割を付けて、それらがどう組み合わさるかを説明します。

プロンプト

A portrait of the person from reference image A wearing the clothes from reference image B, standing in the background from reference image C, lit by the lighting from reference image D.

リファレンスリファレンスアセットキャラクターアセット役割:person画像アップロード役割:clothes画像アップロード役割:background画像生成
人物はキャラクターから、衣装は 1 枚目の写真から、背景は 2 枚目の写真から取り込みます。

リファレンスの順番。リファレンスには 1 つの連番が振られます。リファレンス入力に接続した画像が先に並び、その後にアセット入力に接続したアセットが続きます。どちらも表示されている順番どおりです。プロンプトとモデルに送る画像には同じ番号が使われるので、最終プロンプトのプレビューには、実行される内容がそのまま表示されます。

リファレンスを名前でメンションする

@ メンションを使うと、文中のふさわしい位置にリファレンスを正確に配置できます。

キャラクターとロケーション

プロンプトで @ を入力し、キャラクターまたはロケーションを選びます。メンションでは、送る画像(バリエーション)と、そこから取り込む部分(役割)も選べます。

メンション動作
@abi:1:walking:clothesAbi の walking の画像を送り、the clothes from reference image A を追加します
@abi:1:walking:ref-onlywalking の画像を、単なる reference image A として送ります
@library:1:weather/rain:lightingロケーションの雨のバリエーションを送り、そのライティングを取り込みます

プロンプト内のメンションは、2 つの操作部を持つチップとして表示されます。サムネイルをクリックすると、画像を変更できます。同じキャラクターの別の画像に切り替えても、役割はそのままです。ラベルをクリックすると、役割を変更できます。このとき画像はそのままで、デフォルトを選ぶとデフォルトの役割に戻ります。

通常の画像

画像アップロード(Upload Image)ノードにラベルを付けます。ラベルが画像のメンション名になるので、ラベルが Town のノードは @town:1 になります。

メンション動作
@town:1入力した位置に、reference image A を正確に配置します
@town:1:backgroundthe background from reference image A を配置します
@town:1:signage任意の 1 語を役割として使います
@town:1~lock または @town:1~nolockこのメンションの顔の固定を、オンまたはオフにします

メンションは任意です。ラベルのない画像も、これまでどおり送られます。メンションに使う名前がないだけです。3D Render のように数字で始まるラベルはメンション名にできないので、メンションしたい場合はラベルを変更してください。

クリーチャーとオブジェクト

動物/クリーチャーアセットとオブジェクト/小道具アセットも、それぞれの名前と役割を使って、同じ短い形式で書きます。Nessie という名前のクリーチャーは @nessie:1 で、@nessie:1:markings と書くと、その模様を取り込みます。エディターはこれらのメンションを候補として表示しないので、手で入力してください。

メンションが最も重要になるのは、クリーチャーとオブジェクトです。接続したクリーチャーやオブジェクトは、メンションしなくてもフレーズを追加しますが、その位置はプロンプトの末尾です。メンションすると、フレーズは文中に 1 回だけ入り、モデルはそのフレーズを、あなたが書いた内容と結び付けます。

プロンプト

A wide shot of @nessie:1 rising from the lake

これは「A wide shot of the creature from reference image A rising from the lake」になります。

2 つの種類で名前が同じ場合は、キャラクター、ロケーション、画像、クリーチャー、オブジェクトの順で、先にある種類が優先されます。

被写体の同一性を固定する

デフォルトでは、Nodaro は同一性に関する指示を追加しません。リファレンスは単なる画像として扱われ、結果は役割だけで決まります。被写体を変えてはいけない場合は、そのリファレンスの顔の固定をオンにします。オンにすると、プロンプトの先頭に次の 1 行が追加されます。

プロンプト

Lock the exact identity of the person in reference image A — face, bone structure, skin tone, all unique features.

  • リファレンスごと。顔の固定はデフォルトでオフで、リファレンスごとにオンにします。組み込みの文言は、人物、顔、クリーチャー、ロケーションの種類ごとに用意されており、自分の文言に置き換えることもできます。
  • メンションごと。キャラクターやロケーションのメンションのメニューで、顔の固定をオンにします。すると、リファレンス自体の固定がオフでも、そのメンションには @kira:1:face~lock のように ~lock が付きます。
  • 1 つのメンションだけオフにする。@kira:1:face~nolock のように、メンションの後に ~nolock を入力します。すると、リファレンスの固定がオンでも、そのメンションでは固定がオフになります。どちらも付いていないメンションは、リファレンスの設定に従います。

ロケーションの場合、この固定は顔ではなく場所を保ちます。

プロンプト

Lock the exact look of reference image A — match the location's architecture, layout, and lighting.

API から設定する

コードや AI アシスタントからも、各リファレンスの役割と顔の固定を設定できます。画像生成や動画生成のリクエストに、構造化されたリファレンスとして含めて送ります。詳しくは、単体のノードを実行すると MCP ツールを参照してください。

ヒント

  • クリーチャーとオブジェクトはメンションする。メンションすると、それらのフレーズが文中に入り、モデルが、あなたが説明した動作と結び付けられるようになります。
  • 固定は変えてはいけないものだけにする。固定がオフなら、プロンプトは短いままで、文言を完全にコントロールできます。同一性を保つ必要がある被写体にだけ、固定をオンにしてください。
  • 繰り返し登場する被写体には基準を作る。多くのショットで使うキャラクターは、一貫性グリッドを一度作り、それをリファレンスとして接続します。
  • 最終プロンプトを確認する。プロンプト欄の最終プロンプト表示を開くと、役割によって追加されたすべてのフレーズを確認できます。

よくある質問

最終更新

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