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ガイド

リファレンスボードと一貫性グリッド

1 枚の写真からリファレンスボードや一貫性グリッドを作り、適切なモデルを選んで再利用すれば、人物、商品、場所をどこでも同じ見た目に保てます。

リファレンスボードは、人物、ペット、商品、場所など、1 つの被写体のすべてを 1 枚にまとめた画像です。これがあれば、後の生成をすべてその被写体に合わせられます。写真から一度作ったら、その被写体が登場するすべての画像と動画に、リファレンスとして付けます。Nodaro には 2 種類あります。人が読むためのリファレンスボードと、モデルが読むための一貫性グリッドです。

ボードとグリッドの使い分け

リファレンスボード一貫性グリッド
プリセットキャラクター、ポーズ、ロケーション、商品、衣装、シーン、クリーチャー、乗り物、料理、マスコット、ペットの各ボードキャラクターリファレンスグリッド、キャストメガグリッド、キャストシーン(名前で指定)
得られるものエディトリアル風のシート。メインショット、詳細ブロック、ラベル付きのパネル(ビュー、表情、ディテール、ライティング)、HEX コード付きのカラーパレットが入りますニュートラルな背景に標準的なアングルを並べた、テキストのないすっきりしたグリッド
用途人向け:アートディレクション、ブリーフ、プロジェクトのビジュアルバイブルモデル向け:以降の生成で同一性を保つための基準
デフォルトのモデルNano Banana Pro、2K、16:9Nano Banana 2、4K、3:4

ボードはチームに見せます。グリッドはモデルに渡します。

ボードを作る

良い写真を 1 枚用意する

画像アップロード(Upload Image)ノードを追加し、ピントが合っていて均一に照らされた、被写体の正面向きの写真を 1 枚入れます。この写真は、どの設定よりも重要です。

画像生成ノードを追加してプリセットを選ぶ

写真を画像生成(Generate Image)ノードのリファレンス入力に接続します。ノードのプリセットを開き、キャラクターボードなどのボードか、キャラクターリファレンスグリッドなどのグリッドを選びます。プリセットによって、プロンプト、モデル、フレームが設定されます。

実行し、顔がずれたらもう一度実行する

ノードを実行します。どこかのパネルの顔が写真と一致しない場合は、もう一度実行します。通常、2〜3 回実行すれば、きれいな結果が得られます。顔がずれたボードを、次の工程に持ち越さないでください。

あらゆる場所で再利用する

結果を、この被写体が登場するすべての画像ノードと動画ノードのリファレンス入力に接続します。動画生成(Generate Video)のシーンレシピのプリセットは、これらのボードを読み取れるように作られています。

リファレンスリファレンスリファレンス画像アップロード正面向きの写真 1 枚画像生成キャラクターリファレンスグリッド画像生成シーン 1動画生成シーン 2
写真から一度だけ作ったグリッドが、その被写体を使う以降のすべての画像と動画の基準になります。

リファレンスボード(Reference Board)ノードは、ボードを 1 回で作り、マスクで仕上げるための専用ノードです。リファレンスシート(Reference Sheet)ノードは、パネルを 1 枚ずつ再利用できるシートを作ります。

複数のキャラクターを 1 つのグリッドにまとめる

2〜4 人のキャラクターが登場するストーリーでは、キャストメガグリッドを 1 つ作ります。同じ画像の中で、各キャラクターにラベル付きの帯が 1 本ずつ割り当てられます。そのうえで、各シーンではキャラクターを描写し直すのではなく、グリッド上の名前で呼びます。顔を描写する量が少ないほど、顔はずれにくくなります。

モデルの選び方

用途モデル理由
リファレンスボード全般Nano Banana Pro(デフォルト)パネル間で同じ顔を最もよく保ち、ラベルと HEX パレットもきれいに描画します
モデルに渡すグリッドNano Banana 2(デフォルト)Pro とほぼ同じ忠実さで、より速く、より安価です。一貫性を保つ作業では何度も実行するため、この差が効いてきます。4K なら、再利用しても顔がシャープなままです
似ていることよりレイアウトが重要なシートGPT Image 2複数パネルのレイアウト指示に最も忠実に従いますが、顔はずれます
画像へのラベルや注釈の追加GPT Image 2編集やラベル付けの指示に従うのが得意です

テストでわかったこと

2026 年 6 月に、同じ写真と同じプロンプトを使い、複数のモデルで 1 テストにつき 1 回ずつ生成しました。結果は統計ではなく、方向性として捉えてください。

  1. Nano Banana ファミリーは顔を保つ。Nano Banana Pro と Nano Banana 2 は、顔の形、無精ひげ、そばかす、生地の質感まで、同じ人物を再現しました。GPT Image 2 は、明らかに写真をもとにした、説得力のあるそっくりさんを作りましたが、同じ顔ではありませんでした。同一性の基準として使うなら、これが決め手になります。
  2. どちらもテキストをきれいに書く。どちらのモデルも、ラベルや見出しを崩しませんでした。Nano Banana Pro は、パレットの色見本にも、実際の衣装や肌の色に合った HEX 値を付けました。
  3. GPT Image 2 はレイアウトに最も忠実に従う。指示したパネルの見出しをすべて、最もそろったサイズで描画しました。現在、ボードのプリセットは、すべてのモデルにパネルの見出しをすべて描画するよう指示しています。
  4. 同じ設定でも、サイズや速度は同じではない。2K の設定で、Nano Banana Pro は 2752×1536 ピクセル、GPT Image 2 は 2048×1152 ピクセルの画像を返しました。また、情報量の多いボードでは、GPT Image 2 のほうが約 1.8 倍長くかかりました。
  5. キャストグリッドではキャラクターが混ざらない。どちらのモデルも、2 人のキャストをそれぞれのラベル付きの帯に分け、名前も正しく書きました。

ヒント

  • まず写真を見直す。ぼやけた写真、フィルターをかけた写真、ごちゃごちゃした写真は、顔がずれる最も一般的な原因です。
  • 妥協せずに生成し直す。少しずれたボードを使うと、その後のすべての画像が少しずつずれます。
  • グリッドで足りるなら、ボードをモデルに渡さない。ボードの暗い背景、色、ラベルは、それをリファレンスとして読むモデルにとってノイズになります。
  • 各リファレンスの用途を指定する。複数のリファレンスを付けるときは、リファレンスの役割で、それぞれから何を取り込むかをモデルに伝えます。たとえば、顔、衣装、背景、スタイルです。

よくある質問

最終更新

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