画像オーバーレイ
ロゴ、テキスト、QR コード、図形など最大 12 個のレイヤーを、ライブプレビューを見ながら画像にピクセル単位で正確に配置します。1 回の実行で複数のプラットフォーム向けに書き出せます。
画像オーバーレイ(Image Overlay)ノードは、ベース画像の上に、指定した位置どおりにレイヤーを配置します。レイヤーには、ロゴや切り抜き画像などの画像、同梱のフォントで描かれる本物のテキスト、QR コード、フラットな図形を使えます。AI が描き直すものは何もないので、ブランドアセットは渡したファイルのまま出力されます。透かし、ロゴ、見出し、価格バッジ、各プラットフォームのサイズに合わせたバナーに使います。
使いどころ
- 生成したすべての画像に、公開する前に透かしやブランドのロゴを入れます。
- AI で生成した背景に本物のロゴファイルを載せて、YouTube、LinkedIn、X のバナーや動画のカバー画像を作ります。
- 背景を削除(Remove Background)で切り抜いた画像を、影を付けて新しい背景に配置します。
- 「NEW」、値札、評価などのバッジやステッカーを商品写真に加えます。
- チラシに QR コードを入れたり、バッチ処理で商品ごとに 1 つずつコードを入れたりします。
- 2 つの結果から、ビフォーアフターのカードや比較カードを作ります。
クイックスタート
ノードを追加する
キャンバス上で Tab を押し、画像 › 編集とレタッチ › 画像オーバーレイを選びます。
ベース画像を接続する
背景にする画像、たとえば画像生成(Generate Image)の結果から、ベース入力までドラッグします。ノードにライブプレビューが表示されます。
レイヤーを追加する
ロゴを読み込んだ画像アップロード(Upload Image)ノードなどの画像を、レイヤー 1 に接続します。テキスト、QR コード、図形の場合は、代わりにテキスト、QR、図形をクリックします。これらのレイヤーは接続が不要です。
レイヤーを配置する
プレビューでレイヤーをドラッグすると移動し、角のハンドルを引くとサイズが変わり、上のハンドルを引くと回転します。設定パネルで正確な値を入力することも、プリセットから始めることもできます。
実行する
プレビューはリアルタイムですが、ファイルが作られるのは実行したときだけです。ノードの実行をクリックします。
入力
| 入力 | 接続できるノード | 説明 |
|---|---|---|
| ベース | 画像ノード、または画像 URL のリスト(List) | すべてを配置する土台の画像です。必須です。リストを接続すると、ノードは同じレイヤーで画像ごとに 1 回ずつ実行されます。 |
| レイヤー 1〜レイヤー 12 | 画像アップロード、背景を削除、画像生成などの画像ノード | レイヤーごとに 1 枚の画像です。ロゴ、切り抜き画像、ステッカーなどを使います。テキスト、QR、図形のレイヤーは接続が不要です。 |
| QR リンク | テキスト(Text)ノードなどのテキストノード、またはリストの列 | QR レイヤーがリンクをワークフローから受け取る場合にだけ表示されます。リストの列を接続すると、行ごとに 1 つのコードができます。 |
ノードには、最初はレイヤー入力が 4 つ表示されます。+ レイヤーと− レイヤーを使うと、表示するレイヤー入力の数を 1〜12 の範囲で変えられます。より大きい番号のレイヤーに接続したときにも、数は増えます。どの実行にも、少なくとも 1 つのレイヤーが必要です。接続した画像か、テキスト、QR、図形のレイヤーのいずれかです。
| 出力 | 渡す内容 |
|---|---|
| 画像 | 合成した画像で、デフォルトでは PNG です。プラットフォームのサイズやカスタムの出力サイズを設定しない限り、ベース画像のピクセルサイズを保ちます。 |
| マスク | 同じサイズの白黒画像です。白い部分は、AI の編集で変更してよい領域を表します。マスク出力を参照してください。 |
| プラットフォームごとの出力 | ほかのプラットフォーム用にもエクスポートでチェックを入れたプラットフォームごとに、そのプラットフォーム用のレンダリングを渡す出力が 1 つ追加されます。たとえば X ヘッダー画像です。 |
レイヤーを配置する
どのレイヤーも、アンカーでベース画像に固定されます。距離はすべて、ベース画像に対するパーセントで指定します。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| アンカー | ベース上の 9 つの点のいずれかです。左上、上、右上、左、中央、右、左下、下、右下から選びます。デフォルトは中央です。 |
| オフセット X とオフセット Y | アンカーからの距離で、-100〜100 の範囲を、ベースの幅と高さに対するパーセントで指定します。右や下のアンカーでは、マイナスのオフセットでレイヤーが内側に移動します。 |
| 幅 | ベースの幅に対するパーセントで指定するレイヤーの幅で、1〜100 です。デフォルトは 25 です。高さは、レイヤー自体の形に合わせて決まります。 |
| 高さ(ベースに対する %、任意) | ベースの高さに対するパーセントで指定する、固定の高さです。設定すると、レイヤーをボックスにどう収めるかをフィット(高さを指定した場合)で決めます。全体を収める、領域を埋める、引き伸ばすから選びます。 |
| 不透明度 | 0〜100% です。デフォルトは 100% です。 |
| 回転 | -180〜180 度で、レイヤー自体の中心を軸に回転します。 |
| ブレンド | 通常、乗算、スクリーンから選びます。 |
| 角の丸み(px) | レイヤーの角を丸めます。 |
| ドロップシャドウ | レイヤーの下に置かれる、ぼかして色を付けたレイヤーの複製です。ぼかし、影の位置 X、影の位置 Y、影の色、影の不透明度で調整します。 |
| レイヤーの順序(z) | 数値が大きいほど上に描画されます。空欄の場合はレイヤー番号が使われるので、レイヤー 1 がいちばん下になります。プレビューの上下ボタンでも設定できます。 |
パーセントを使う理由:ベース画像のサイズは、前にあるノードで決まります。今日は 2K のレンダリングでも、明日は 4K のポスターかもしれません。「幅 12%、右端から内側に 4%」に設定したレイヤーは、どちらでも同じ位置に配置されますが、ピクセルで指定した位置ではそうなりません。ベース画像を接続すると、設定パネルの各パーセントの横にピクセル値が表示されます。
ベースから一部がはみ出したレイヤーは、ベースの端で切り取られます。完全にベースの外にあるレイヤーはスキップされますが、エラーにはなりません。SVG のロゴは最終的なピクセルサイズで描画されるので、くっきりしたままです。
プリセットから始める
プリセット(レイヤー 1 に適用)を使うと、ワンクリックでレイヤー 1 を設定できます。どの値も、あとから編集できます。
| プリセット | レイヤー 1 |
|---|---|
| 透かし(右下) | 右下、幅 10%、不透明度 85% |
| ロゴ(左上) | 左上、幅 14% |
| 中央 | 中央、幅 40% |
| 全面 | ベース全体を覆います |
例:透かし
写真をベースに、ロゴをレイヤー 1 に接続し、レイヤー 1 を次の値に設定します。
| 設定 | 値 |
|---|---|
| アンカー | 右下 |
| 幅 | 12 |
| オフセット X | -4 |
| オフセット Y | -6 |
| 不透明度 | 95% |
2000 × 1000 ピクセルのベースでは、ロゴの幅は 240 ピクセルです。ロゴの右端は右から 80 ピクセル、下端は下から 60 ピクセルの位置になります。4000 × 2000 のベースでは、これらの数値がすべて 2 倍になり、ノードを変更する必要はありません。
レイヤーの種類
| 種類 | 内容 | サイズの決まり方 |
|---|---|---|
| 画像 | レイヤーの入力に接続した画像です。ロゴ、背景を削除ノードで切り抜いた画像、ステッカーなどです | ベースの幅に対するパーセントで指定する幅。高さを設定しない限り、高さは画像に合わせて決まります |
| テキスト | 同梱のフォントで描かれる本物のテキストです。プレビューも同じフォントファイルを使うので、結果はプレビューと一致します。 | サイズ(ベース画像の高さに対する %)。ボックスはテキストに合わせて決まります |
| QR | リンクや任意のテキストの QR コード | ベースの幅に対するパーセントで指定する幅。常に正方形です |
| 図形 | 長方形、角丸長方形、ピル型、円、リボン、三角形、ひし形、六角形、星、スターバーストバッジ、矢印 | ベースに対するパーセントで指定する幅と高さ |
テキスト、QR、図形のレイヤーを画像レイヤーに戻すには、画像スロットに戻すを使います。
テキストレイヤー
- フォント:Inter、Montserrat、Space Grotesk、Playfair Display、Oswald、Bebas Neue、Anton、Pacifico、Rubik、Heebo です。Rubik と Heebo はヘブライ語に対応しています。可変フォントでは、太さを 100〜900 の任意の値に設定できます。
- レイアウト:配置、文字間隔、行の高さ、すべて大文字があります。右から左に書くテキストは、各行で右から左にレイアウトされます。
- 縁取り:文字の周りの縁取りで、縁取りの太さと縁取りの色で調整します。
- 背景ボックス(ピル型・バッジ):テキストの後ろに置くボックスで、ボックスの色、不透明度、余白、角の半径で調整します。半径を大きくすると、ピル型になります。
画像レイヤー
どのレイヤーにも、ドロップシャドウと角の丸みを付けられます。画像レイヤーには、さらに 4 つの仕上げがあります。
- 切り抜きは、画像を円形に切り抜きます。
- 境界のぼかしは、指定したピクセル数にわたって縁をフェードアウトさせます。
- 縁取りは、シルエットの周りに線を描きます。
- 光彩は、周りに色付きの光彩を加えます。
QR レイヤー
QR コードの内容(URL またはテキスト)にリンクを入力します。いつでも変更でき、変更するとコードも更新されます。見た目は、QR コードの色、QR コードの背景、クワイエットゾーンで設定します。
代わりにリンクをワークフローから受け取るには、ワークフローの出力を使用をオンにします。ノードに QR リンク入力が追加されるので、テキストノード、リストの列、または任意のテキスト出力を接続します。リストの列を接続すると、1 回の実行で行ごとに 1 つのコードが作られます。たとえば、50 の商品ページに対して 50 個のコードです。ワークフローの出力を使用がオンなのに何も接続されていない実行は拒否され、その入力の名前を示すメッセージが表示されます。
プラットフォームのサイズとセーフエリア
プラットフォームのサイズを使うと、出力をプラットフォームのピクセルサイズにできます。
- YouTube サムネイルと YouTube チャンネルバナー
- LinkedIn 企業カバー画像と LinkedIn 個人カバー画像
- X ヘッダー画像と Facebook カバー画像
- Instagram 投稿、Instagram の縦長投稿、Instagram ストーリーズ
- リンクプレビュー、スライド、A4 印刷
デフォルトはベース画像のサイズを維持です。プラットフォームを選ぶと、プレビューにそのセーフエリアが破線のボックスで表示されます。セーフエリアは、どのデバイスでも表示される部分です。プラットフォームを選ぶと、ベースのフィットも領域を埋めるに設定され、画像がキャンバスいっぱいに広がります。YouTube チャンネルバナーでは、プレビューに 3 つの入れ子の領域が表示されます。テレビで表示される範囲、デスクトップで表示される範囲、すべてのデバイスで表示される範囲です。
ドラッグ中、レイヤーは中心線、端、セーフエリアにスナップします。Shift を押しながらドラッグすると、自由に動かせます。
ほかのプラットフォーム用にもエクスポートを使うと、同じ実行の中で、同じ構成をほかのプラットフォームのキャンバスにもレンダリングします。プラットフォームには必要な数だけチェックを入れられ、12 個すべてを選ぶこともできます。追加のファイルは、結果にチップとして表示されます。チェックを入れたプラットフォームは、それぞれノードの出力にもなります。たとえば同じ実行で、X ヘッダー画像のレンダリングを X 投稿(X Post)ノードに、LinkedIn のカバー画像を LinkedIn 投稿(LinkedIn Post)ノードに渡せます。追加のプラットフォームごとに 2 クレジットかかります。
フルエディターを開くを使うと、ノードの大きな編集画面が開きます。そのヘッダーにも同じプラットフォームの選択メニューがあり、編集領域はそのプラットフォームのキャンバスになって、セーフエリアも表示されます。
出力サイズと形式
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 出力サイズをカスタマイズ | デフォルトはオフで、出力はベースのピクセルサイズを保ちます。オンにすると、ベースがキャンバスの幅(px)× キャンバスの高さ(px)のキャンバスに、キャンバスの背景とともに配置されます。配置のしかたはベースのフィットで決まります。全体を収めるはベース全体を収め、残りを背景色で埋めます。領域を埋めるはキャンバスを埋め、ベースを切り取ります。レイヤーは引き続き、ベースを基準に配置されます。 |
| 出力形式 | デフォルトの PNG(透明度を保持)、JPG、WebP から選びます。JPG と WebP では透明部分がなくなります。 |
マスク出力
マスク出力は白黒の画像です。白い部分は、AI の編集で変更してよい領域を表します。何を白にするかは、マスク出力で選びます。
| オプション | 白くなる領域 |
|---|---|
| レイヤー周囲のリング(AI 仕上げ用) | 配置したレイヤーの周りの、リングの幅(px)で指定した幅のリングです。これがデフォルトです。 |
| レイヤー自体 | レイヤー |
| レイヤー以外のすべて | 画像のレイヤー以外の部分 |
| マスクなし | なし |
このマスクを、画像修正(Modify Image)のマスク入力に接続します。
画像になじませる
このノードは、レイヤーを決して描き直しません。それがこのノードの目的ですが、シーンの側をレイヤーに反応させたいこともあります。配置した商品の下の接地影、ロゴに合った光、床への映り込みなどです。
AI 仕上げを追加(画像になじませる)をクリックします。このノードの後に画像修正ノードが追加されます。新しいノードは合成画像とレイヤー周囲のマスクのリングに接続され、そのプロンプトはまさにその仕上げを指示します。モデルはリングの中にしか描けないので、要素の周りに影や光を加えます。マスクの外側のピクセルはすべて合成画像のまま保たれるので、要素はピクセル単位で正確なままです。ルックを調整するには、その画像修正ノードに構図エフェクト(Composition Effects)ピッカーを接続します。
レイヤーの設定にある配置を提案(AI)は、レイヤーをどこに置くべきかをビジョンモデルに尋ねます。モデルは顔、メインの被写体、ごちゃごちゃした質感を避け、プラットフォームが設定されている場合はセーフエリアの内側に収めます。そのうえで、アンカーとオフセットを入力します。料金は画像の説明(Describe Image)を 1 回実行するのと同じで、そのあとはいつもどおりレイヤーをドラッグできます。
クレジット
画像オーバーレイの料金は、ベース画像のサイズやレイヤーの数に関係なく、合成画像とそのマスクで 10 クレジットです。ほかのプラットフォーム用にもエクスポートで追加するプラットフォームごとに、2 クレジットが加算されます。
| ほかのプラットフォーム用にもエクスポート | クレジット |
|---|---|
| なし | 10 |
| 2 つのプラットフォーム(例:Instagram 投稿と YouTube サムネイル) | 14 |
| 12 のプラットフォームすべて | 34 |
実行ボタン、ワークフローの見積もり、API は、すべて同じ計算式を使います。AI 仕上げを追加で作られる画像修正ノードは、そのモデルの料金で別に課金されます。
ヒント
- 透過ファイルを使う:レイヤーには透過 PNG か SVG を渡します。不透明な JPG のロゴは長方形のまま配置されるので、先に背景を削除に通してください。
- ブランドアセットはファイルのまま使う:画像は AI ノードで描き、本物のロゴはここで配置します。モデルは、ロゴタイプを必ず少し違う形で描き直してしまいます。
- マークを画像になじませる:明るい写真に暗いマークを入れるときは乗算を、暗い写真に明るいマークを入れるときはスクリーンを使います。
- 切り抜いた画像を浮き上がらせる:ソフトなドロップシャドウを付けると、ごちゃごちゃした背景から人物や商品が分離して見えます。ぼかし 24、影の位置 X 0、影の位置 Y 12、不透明度 50% を試してください。
- 横長のレンダリングからバナーを作る:出力サイズをカスタマイズをオンにして領域を埋めるを選び、たとえば 1500 × 500 ピクセルにします。ロゴはキャンバスではなく、ベースを基準に配置されたままです。
- 先にベースを生成する:各パーセントの横のピクセル値は、サイズがわかっているベース画像を接続すると表示されます。
- 回転してからオフセットを加える:回転はレイヤー自体の中心を軸に行われます。回転したマークを角にぴったり寄せるには、オフセットを加えます。
- 文字にはテキストレイヤー、ロゴにはファイルを使う:見出し、キャプション、価格、ローワーサードにはテキストレイヤーを、ブランドのロゴタイプには SVG か PNG のファイルを使います。
API から
POST /v1/image-overlay は、ベース画像とレイヤーを受け取ります。次の呼び出しは、上の例の透かしを配置します。
{
"imageUrl": "https://example.com/photo.png",
"layers": [
{ "imageUrl": "https://example.com/logo.svg", "anchor": "bottom-right", "width": 12, "x": -4, "y": -6, "opacity": 0.95 }
]
}- テキスト、QR、図形のレイヤーでは、
layers[i].kindをtext、qr、shapeのいずれかに設定し、対応するtext、qr、shapeオブジェクトを指定します。opacityは 0〜1 の範囲で、zIndexは重なり順を設定します。 canvasは、プラットフォームのサイズかカスタムの出力サイズを設定します。outputFormatはpng、jpg、webpのいずれかです。variants(例:["youtube-thumbnail", "x-header"])は、プラットフォーム用のレンダリングを追加します。結果にはそれらがvariantsとして一覧表示され、それぞれにid、label、width、height、urlがあります。maskModeはaround、layers、outside、noneのいずれかで、maskSpreadはリングの幅です。ジョブの出力には、マスクがmaskUrlとして含まれます。qr.fromInputをtrueに設定した QR レイヤーは、トップレベルのqrTextからリンクを受け取ります。
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