Nodaro ドキュメント
ドキュメントノードリファレンスモデルAI エージェント(MCP)開発者向けセルフホスティングリサーチ

プロバイダーキー

セルフホスティング環境の Nodaro に、モデルプロバイダーのキーを /setup か .env で設定します。どのキーでどのノードが動くかと、プロバイダーへの通信を自分のプロキシ経由にする方法も説明します。

プロバイダーキーは、セルフホスティング環境の Nodaro が AI モデルを呼び出すための API キーです。キーはアプリで貼り付けることも、環境変数で設定することもでき、両方の方法を同時に使えます。キーの代わりに、またはキーと併用して、環境を Nodaro Cloud アカウントに接続することもできます。Nodaro Cloud に接続するを参照してください。

キーを追加する 2 つの方法

方法キーの保存場所反映されるタイミング変更できる人
アプリで貼り付ける(/setup のインストールの状態セクション、または連携 › モデルプロバイダー)自分のデータベース。インスタンスキーで暗号化されます。キーを返すルートはありません。すぐに反映されます。API はすぐに使い始め、ワーカーは約 30 秒以内に読み込みます。再起動は不要です。Community:ログインしているすべてのユーザー。Business:管理者。
環境変数で設定する(.env またはプラットフォームの変数)環境変数次回の起動時サーバーを管理している人

キーを貼り付けた直後に実行しても動作します。プロバイダーが見つからないノードは、失敗とする前に、キーを 1 回読み込み直すためです。

キーを貼り付けるには、必ずアプリにログインしたセッションが必要です。API トークンやアプリのトークンでは、キーを変更できません。/setup のヘルスカードはログインなしで見られますが、そこでキーを保存するにはログインが必要です。先に、ステップ 1 のサーバーのログインアカウントを作成を済ませてください。

どちらのキーが優先されるか

環境変数が優先されます。環境変数で設定したキーは、画面上では読み取り専用です。そのタイルには set (env) と表示され、削除すべき変数の名前が示されます。貼り付けたキーが使われるのは、そのプロバイダーのキーが環境変数にない場合だけです。

タイルでキーを管理する

.env から読み込んだキーも含めて、すべてのプロバイダーのタイルは実行中に管理できます。変更は、再起動なしで反映されます。

  • 貼り付けたキーには、key set (app) と表示されます。いつでもキーを変更または削除をクリックできます。
  • .env のキーは、その場では編集できません。.env のキーを置き換えを使うと、ファイルを編集せずに、環境変数のキーより優先されるキーをアプリに保存できます。または、.env からキーを削除して再起動します。
  • 無効にするを使うと、キーが .env からのものでも貼り付けたものでも、もう一度有効にするまでそのプロバイダーを停止できます。生成を別のプロバイダー、たとえば Nodaro Cloud への接続に切り替えたいときに使います。
  • missing(未設定)は、そのプロバイダーにキーがないことを示します。disabled(無効)は、プロバイダーをオフにしたことを示します。

各タイルには、そのキーで使えるものと、キーの取得先が表示されます。

すべてのプロバイダーキー

変数用途
NODARO_API_KEYNodaro Cloud をプロバイダーとして使います。app.nodaro.ai の設定 › APIトークンで作成した個人用の API トークンで、料金はそのアカウントに請求されます。Nodaro Cloud に接続するを参照してください。
KIE_API_KEY最も幅広いモデルに対応します。Suno の音楽ノードを含む、画像、動画、音声、テキストのモデルです。
REPLICATE_API_TOKEN独自のカタログを持つ、別のプロバイダーです。Flux 2 のモデルも含まれます。
ANTHROPIC_API_KEYテキストノード用の Claude モデルを、直接呼び出します。
GEMINI_API_KEYGemini モデルを直接呼び出します。Google AI Studio のキーです。Gemini モデルを参照してください。
ELEVENLABS_API_KEY音声、ボイス、吹き替え、ボイスチェンジャー、強制アライメントに使います。
FAL_KEY任意です。Sync Lipsync v3 などのモデルに使います。設定しない場合、それらのモデルは使えませんが、ほかには何も影響しません。

特定のノードで使うキー

これらのキーは、記載されているノードを使う場合以外は空のままにします。Nodaro Cloud に接続した環境では、キーが空のとき、これらのノードは Nodaro Cloud を通じて実行されます。

GEMINI_API_KEY は、GOOGLE_CLIENT_ID や GOOGLE_CLIENT_SECRET とは別のものです。この 2 つは、YouTube への公開などに使う Google OAuth アプリのものです。SNS のアプリを参照してください。

キーと Nodaro Cloud への接続

  • 接続すると、すべてのタイルが対象になります。接続した環境では、画像、動画、音声、テキストのモデル、アバター、リライティングと差し替え、Web スクレイピングが、Nodaro Cloud アカウントを通じて実行されます。キーを貼り付けるのは、そのプロバイダーを直接呼び出したい場合だけです。
  • どちらを優先するかは、自分で選べます。接続するときに、Nodaro Cloud ですべてを優先して実行するか、自分のキーを優先して実行するかを確認するダイアログが表示されます。接続の使い方を選ぶを参照してください。
  • OAuth での接続は、NODARO_API_KEY より優先されます。環境に両方がある場合は接続を使い、キーは無視されます。

Gemini モデル

Gemini モデルの実行方法は 2 つあります。GEMINI_API_KEY がない場合は、KIE_API_KEY で実行されます。GEMINI_API_KEY がある場合は、次のようになります。

  • Gemini 3.1 Pro は、まず Google で直接実行され、KIE_API_KEY がフォールバックになります。
  • Gemini Flash のモデルは引き続き KIE_API_KEY で実行され、それが失敗したときだけ GEMINI_API_KEY を使います。

設定する前に、次の 2 点を確認してください。

  • コスト:直接呼び出した場合、Google は独自のトークン単価で請求します。これは、同じモデルを KIE_API_KEY で使う場合より高くなることがあります。利用量の多いモデルを移す前に、Google の現在の価格を確認してください。
  • メディア:Google の API は、任意の URL からファイルを取得できません。Nodaro は画像、動画、音声のリファレンスをそれぞれダウンロードし、小さいものはインラインデータとして、大きいものは Gemini Files API を通じて送信します。Files API は、ファイルを 48 時間保持します。

プロバイダーへの通信を自分のプロキシ経由にする

次の 2 つのプロバイダーでは、キーだけでなくホストも変更できます。

変数デフォルト対象
KIE_API_BASE_URLプロバイダー自身の API ホストKIE_API_KEY を使うすべての呼び出しです。メディアの生成と、このキーで実行される Claude と Gemini のテキストの通信の両方が対象です。
ELEVENLABS_BASE_URLhttps://api.elevenlabs.ioElevenLabs へのすべての呼び出しです。音声合成、文字起こし、ボイス、クローン、吹き替え、強制アライメントが対象です。

どちらも設定しなければ、何も変わりません。設定すると、Nodaro はプロバイダーの代わりに、自分のホストと通信します。よくある目的は、キーの保管(本物のキーをプロキシだけに置く)、外部に送るすべての生成リクエストの監査ログ、そしてリージョンごとのルーティングです。

Nodaro が置き換えるのはオリジンだけなので、プロキシは透過的である必要があります。パスも、リクエストとレスポンスのボディも同じにします。末尾のスラッシュは取り除かれるため、https://proxy.example.com/models/ と https://proxy.example.com/models は同じように動作します。

KIE_API_BASE_URL はテキストモデルの通信も移します

プロンプトの強化、脚本の生成、そのほかのテキスト機能を支える Claude と Gemini の通信も、同じホストを通ります。プロキシは、メディアの API だけでなく、次のパスも転送する必要があります。

  • /api/v1/...:タスク、ポーリング、残高の確認
  • /claude/v1/messages
  • /<family>/v1/chat/completions
  • /<family>/v1/responses
  • /client/v1/userRecord/...:クレジットの照会

メディアのパスだけを転送するプロキシでは、画像と動画は動き続けますが、テキストの機能はすべて失敗します。

ANTHROPIC_API_KEY と GEMINI_API_KEY は、プロキシの影響を受けません。これらのキーを使う場合、それぞれのモデルは Anthropic と Google を直接呼び出します。

キーが機能するか確認する

  • エディターで確認する:Welcome Demo を開き、Scene Image(シーン画像)ノードの実行をクリックします。
  • コマンドラインで確認する:--keyed を付けてプローブを実行します。KIE_API_KEY または REPLICATE_API_TOKEN で使える最も安いモデルで実際に 1 回生成し、メディアが自分のストレージに保存されることを確認します。
node tools/community-smoke.mjs http://localhost:3000 --keyed

Missing API key で失敗するノードは、キーのないプロバイダーを呼び出しています。そのプロバイダーのキーを、/setup または .env で追加してください。

暗号化キー

貼り付けたキーを使うには、インスタンスの暗号化キー NODARO_ENCRYPTION_KEY が必要です。同梱の Compose スタックは、初回の起動時にこのキーを生成します。暗号化キーがない場合、タイルには missing(未設定)と表示され、/setup には解決方法を示す赤い暗号化カードが表示されます。環境変数で設定したキーは、引き続き使えます。インストールを参照してください。

よくある質問

最終更新

目次